転職していく社員向け制度、出戻り制度はみんなにメリット?

もうこの職場の人間関係の中では自分は働いていきたくないと思ったり、待遇に不満があったりして、新しい仕事先を探す人も多くなっています。しかし、新しい仕事先で、入社する前に言われていたことと違ったり、人間関係に別の問題がある職場だったりとして、あまり意味が無いということも少なくありません。

 

こういうことがあると、転職先の会社も、自分も、そして元々いた会社にとっても、あまりいい転職ではなかった、ということにもなりかねません。

 

そういうミスマッチを防ぐためのシステムを作っている企業も現れるようになってきました。出戻り制度です。

 

どういうことかというと、たとえば不満がある人が転職をし、その先で不満がある場合、元の会社に戻れるという制度なのです。いつでも戻れるというわけではなく、○年以内、という期間が会社ごとに設定されています。多くは2、3年ほどです。

 

これによって、社員を失った会社が急な人材減少の補填をどうしようかというときのサポートにもなりますし、なによりいいのは、他の会社に転職していって戻ってきた社員というのは、以前よりも会社に対する感謝が大きく、忠誠度が上がっているということです。一見、転職をしようという人にとってメリットばかりと思われる制度ですが、このような事情があるので会社にとってもきちんとメリットがあるのです。

 

そして、転職をしない社員にとっても、この会社はそういう制度を出すくらいの余裕があるのだという安心感にもつながります。