せっかく入社した今の会社、辞めるの?

大学を出て就職したのはアパレル企業で、職種は販売でした。ノルマはなしと言いつつも売り上げ目標に届かなければ厳しい言葉が待っており、給料も決して高くありませんでした。特に女性の職場だったからか、お局的な存在の人はやはりいてネチネチと嫌味を言われることも多々です。

 

しかしせっかく大学まで行かせてもらってようやく入社して社会人になったのだからと、最初は転職などということは考えずひたすら耐えて頑張っていました。実際親からも3年は頑張りなさいと言われていました。

 

頑張って3年勤めましたが、売り上げに対するプレッシャーとお局からのネチネチ攻撃により、かなり精神的に参ってきていました。そもそも販売業が向いていないのではと思うようになりました。

 

このアパレル販売という職業、離職率も高いようで私と同時期に入社した人や、他社で私より後に入った人も続々と転職していきました。

 

そんな状況で私も早く転職したい、次は同じ接客業でも売り上げとか気にしないところに行きたい、と強く思うようになるのは自然の流れだったのかもしれません。

 

しかしいざ辞めようと思うと、離職率の高さがアダとなり人員不足で辞められません。転職先を決めて、法律上辞職を強行することもできたのでしょうが、そんな度胸もありませんでした。結局辞職したいことを伝えてから現実に辞職できるまで、1年近くかかってしまいました。その会社ではトータル5年働いていました。

 

ついに最終出勤日、これでお局からも売り上げからも解放されると晴れ晴れした気持ちで出勤し、いよいよ退社する時間になった時です。嬉しくて仕方ない気持ちになるかと思いきや、ちょっと寂しくなり涙がポロっと出てしまいました。自分でも想定外の出来事でした。しかしこの仕事に全く未練はありません。

 

その後少し自由を満喫した後、接客業でも売り上げ等を気にしなくて良い受付事務の仕事に転職することができ、そちらでは楽しく仕事をすることができています。